2021.3.17 オシタイについて 新時代の『応援のカタチ』

「クラウドファンディングは物乞いだ」

そんな衝撃的な意見をSNSで目にして文字通り面食らってしまった。

この衝撃は、男女共同参画社会となって久しい(少なくとも表向きには)現代にあって、初対面の年配の男性に「女性は結婚して子供を産み育てて一人前だ」と面と向かって宣言された時の衝撃に等しい。つまりは「まだそこにいらっしゃったんですか!」という衝撃だ。

確かにクラウドファンディングが日本で広まり出した当初は「足りない資金をクラウドファンディングで補う」というどちらかというと「募金」のような要素が強かった。

これらの時期を私は「クラウドファンディング黎明期」と呼んでいる。勝手に。日本で「クラウドファンディング」というサービスが立ち上がろうとした時、最も我々一般庶民にしっくり来たのが「共感してお金を支援する」という要素だったのだと思う。

クラウドファンディングの始まりについては諸説あり、アメリカでは1997年に自主映画の支援サイトが立ち上げられたのが最初であるとか、イギリスのバンド「Morton Valence」がクラウドファンディングを始めたバンド第一号だとか、もっというと18世紀には既にヨーロッパでクラウドファンディングに似た仕組みで本が出版されていたのが源流だとかいう話まである。

ただ間違いなく日本でクラウドファンディングが認知され始めたのは、2011年の「READYFOR」やそれ以前から存在していたファンキーなことをして資金調達することで知られる「MyDunkTunk」や現在はクラウドファンディングの象徴的な存在となった「CampFire」が誕生した頃からだったと思っている。これら当時のクラウドファンディングサービスプラットフォームのことを著名なライターさんが「『共感をお金に変える』ウェブサービス」と表現していて、これはとてもうまく当時のクラウドファンディングサービスを言い表しているなぁと思う。

 

少しクラウドファンディングの歴史の話に逸れたが「クラウドファンディング黎明期」における主要な要素が「共感してお金を支援する」だったとするならば「クラウドファンディング過渡期」の今現在はそれがどう変化しているのかという話をしたい。

それこそが「応援広告-オシタイ」が目指し昼夜問わず取り組んでいる課題でもあり、今の時代に最も必要とされている要素でもある「ファンと創り上げる新しいエンタメの在り方」だと考えている。私は。私たちは。

私たちのそれは、もちろん黎明期の「共感してお金を支援する」という要素ももちろん含んでいるけれど「お金を集めること」が主目的ではないのだ。その証拠に企画の相談をする依頼者たちは自分たちで広告を出そうと思えば出せるのに、あえてオシタイを使用するというケースがほとんどなのである。

では何故あえて依頼者たちは我々の応援広告サービスを使うのだろう。それは「企画の構想を練って告知をし、資金を集めて広告が出るまでの過程、その全てをファンと共に作り上げる『新しいエンタメ』」として我々のサービスをとらえてくれているからなのではないかと考えている。 

それならばお金を集めなくてもいいではないかという意見もあるだろう。だがそこは、ファンを巻き込み「当事者」となってもらうためには古のクラウドファンディングの要素であるところの「共感による支援」が必須となってくるのである。なぜなら例えば、事務所や企業やスポンサー、依頼者個人が資金を出すとなれば、広告内容はその「出資者」の意向が大きく反映される。それは出資という責任を100%負っていることを考えれば至極当然のことである。だが、個人が少額を少しずつ出し合うことで、極端に言えば広告にはその出資者全員の意向を反映することができるのだ。(もちろんその反映の度合いや範囲は限られるが。)「ファンと共に創り上げる」ということは「ファン」と「推し」、そして企画運営側の我々も含めてそれはフラットな関係であるべきなのだ。なぜならファンの気持ちや意向、本人の意向、そして企画として多くの人に賛同してもらえてワクワクできる企画内容というすべての要素が絡み合ってはじめて「よい企画」「よい応援広告」が出せると信じているからである。そのためにも、資金は共感してくれる同士から少額ずつ募って集める必要があるし、「ファン」と「その対象」そして企画運営側の我々も含めて誰かだけが大きな権力を持ってもいけないし、誰かが欠けてもいけないのである。

 

   

冒頭の話に戻るが「クラウドファンディングは物乞い」ではない。

ただこの世のクラウドファンディングサービス全てに私が勝手に責任を負うことはできないので、我々オシタイが目指す「応援広告」というクラウドファンディングの仕組みについては断言する。これは決して「物乞い」などではないし、そんな疑いを1㎜も抱かせないし感じて欲しくもないのだ。ではオシタイが考えるクラウドファンディングとは何であるのか。それは繰り返しになるが、「ファンと創り上げる新しいエンタメの在り方」でありここ数百年代り映えのしなかった「応援する手法」に新たに加わった「新時代の応援手法」ともいえるのではないだろうか。これまで親しまれてきた「CDを買う」「ライブに行く」「グッズを買う」といった応援手法の隣に新たに追加されたもの、それが「応援広告」というクラウドファンディングだと考えている。

今はまだまだ認知されていない「応援広告」という新たな応援手法が、この先の「クラウドファンディング成長期」となっているであろう未来では「CDを買う」「ライブに行く」「グッツを買う」といった応援手法と並んでメジャーな応援方法となっていることを夢見ながら、我々は今日も「応援広告とは何か」を説きながら新しい企画を立ち上げている。

さあ、あなたの想い
応援広告にしよう!

プロジェクト実現までの詳細を知りたい方、プロジェクトを提案したい方は、
お気軽にご相談・お問い合わせ下さい。

「まずはご相談から」 ハートマークが上にあるボタンを押そうとしてる指